生命保険料控除の留意事項まとめ!

1、振替貸付

生命保険料控除の留意事項険料の払い込みがないまま猶予期間が過ぎた契約で、その契約の解約返戻金が払い込むべき保険料とその利息の合計より多いときは、解約返戻金の範囲内で生命保険会社が自動的に保険料を立て替えて契約を有効に継続させることがあり、これを振替貸付といいます。

この振替貸付により保険料の払い込みに充当された金額は、その年の生命保険料控除の対象となります。

なお、保険料に充当された金額を後日返済しても、その金額は生命保険料控除の対象となりません。

2、生命保険料控除証明書

生命保険料控除の適用を受けるためには、生命保険料控除証明書などの保険料等を支払った事実を証明する資料を「給与所得者の保険料控除申告書」に添付して提出しなければなりません。

ただし、旧生命保険料が9,000円以下の場合は、この限りではありません。

従って、一口9,000円以下の旧生命保険料の契約で保険料を支払っている場合、生命保険料控除証明書などの証明する資料を提出しなくても生命保険料控除の対象とすることができます。