弥生会計で入力を終えた期間に仕訳を入力しないようにするためには!

過去年度などの入力を制限するための便利な機能!

弥生会計は、過去の仕訳データを修正したり過去に遡って仕訳を追加できるのが特徴です。

しかし、この特徴があるゆえに、ミスを起こしてしまうことがあります。

例えば、
①銀行預金残高を毎月合わせていたのに、過去の日付で仕訳を追加してしまい、残高がずれてしまった。
②前年度の仕訳を確認するために会計期間を切り替えて、前年度であることを忘れて、仕訳入力をしてしまった。

あるお客様は、「数字で入力すると過去の日付で入力してしまう」とおっしゃっていました。
その結果、①のミスを度々していました。
(このお客様は、日付の入力を「数字入力」から「カレンダー表示での入力」に変えてもらい、ミスが減りました。)

②のミスは私自身が何度も経験しました。
つい、前年度であることを忘れてしまうのです。

このようなミスを防ぐ機能があるのです。
「入力制限」機能です。

設定メニューの「帳簿・伝票設定」を選択⇒
「入力制限」タブをクリック。

「制限する日付」に日付を入力して
「OK」をクリックすれば、設定完了です。

この設定をしておけば、制限をかけた日以前の入力を行うとしても入力できなくなります。

この「入力制限」の設定によりミスを防げますし、
制限を行った日付までのデータは確定データとなります。