減損損失(評価損)で株価に影響も!
住友商事が13日、2016年3月期に約770億円の減損損失を計上すると発表しました。
減損損失とは、持っている資産の収益性が低下したことにより資産の価値を減らすため損失処理することを言います。
例えば、2,000万円の機械を購入し、その機械を使って200万円の売上げを見込んでいたが、100万円しか売上げが見込めなくなった場合、その機械は2,000万円の価値がないとして資産価値を減らすために、損失の処理をします。
2015年3月期には、住友商事が3,100億円、ソニーが1,760億円、丸紅が1,250億円の減損損失を計上しました。
原油をはじめたとした資源安が止まらない状況で、今後、減損損失や評価損を計上する企業は増えてくると思います。
減損損失や評価損を発表すると、一般的には株価が下がります。
原油価格が下落している中、資源国や新興国の通貨・株式以外にも、日本株にも影響が出てきそうです。
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