歯科医院経営が厳しい時代だからこそ、しっかりとした経営状況の把握を!

 

歯科医院経営9月17日付けの日本経済新聞の1面に、歯科医について「供給過剰」「重要と供給が反比例するいびつな市場」という記事が載っています。

その根拠として、「人口10万人当たりの歯科医数は1978年の40.7人から12年には80.4人に増えた。医師より開業する割合が高く、定年もない。この結果診療所は6万8701カ所(13年)とコンビニエンスストア(約5万2千店、15年)を上回る」としています。

私が30代前半のときに通っていた歯科医院は、若い先生でしたが安心してお任せできるところでした。
場所は街中の駅前で賃貸料は高かったのだと思いますが治療が終わり、しばらく行かなかったら、店を閉めていました。

お父様から経営を継いで、予防をしっかりとやっていこうと考える志が高い先生だったので、とても残念でした。

歯科医院は設備投資もかかり、スタッフの人件費負担も重いものです。

先月、経営コンサルタントの方とお話していても近年の歯科医院の経営の厳しさが話題にのぼりました。
都心の東京でも売上げが3千万円未満の歯科医院が半分を占めるそうです。

会計事務所を単なる「確定申告」作成のためだけとお考えの先生も多いと思います。

しかし、こういう時代だからこそ、しっかりと経営を見ていくべきだと思います。

数字の分かりすい説明により現状を把握し、未来の設備投資やスタッフ新規採用等のお金の流れをきちんと把握して経営をしていくべきでしょう。

相談したときに有益な情報を提供してくれる相手がいると経営は大きく変わります。

是非、会計事務所にいろいろと相談してみてください。