アメリカ自動車市場は日本メーカーにとってドル箱

 

アメリカ自動車市場の影響11日、アメリカのデトロイトで北米国際自動車ショーが開幕しました。

日本の自動車メーカーは、利幅の大きいピックアップトラックや高級車を中心に出展しているようです。
トヨタ:レクサスの最上級クーペ「LC500」
日産:大型ピックアップトラック「タイタン・ウォリアーコンセプト」
ホンダ:中型ピックアップトラック「リッジライン」

アメリカの自動車販売は、好調です。
<リーマンショック前>
2006年:1,650万台
2007年:1,608万台
<リーマンショック直後>
2009年:1,040万台
まで落ち込みました。
<直近>
2014年:1,643万台
2015年10月が年率換算で1,811万台
2015年11月が年率換算で1,805万台
で2015年は過去最高の販売台数になりそうです。

北米を重視してきた富士重工業(スバル)は、
2008年のアメリカでの販売台数:187,699台
2015年のアメリカでの販売台数:582,675台
と3倍以上、販売数を伸ばしました。

富士重工業(スバル)の株価は
2008年12月18日が223円
2015年12月2日には5,223円
と23倍以上の上昇となっています。

自動車産業は、裾野の広い基幹産業として経済波及効果が高いと言われています。

アメリカの自動車市場は自動車版サブプライムローンにより好調だという意見もあり、注意は必要ですが日本の自動車メーカーにとってアメリカ市場はドル箱であり、利幅の高い車の販売台数が増えれば、自動車産業に関連する企業や取引のある企業は、大きな恩恵を受けられることと思います。