NISAは税制上のデメリット改善を!
NISA創設は証券優遇税制の終了による株価対策や市場混乱を緩和させるのが目的だと言われています。
平成28年からNISAの非課税投資額の上限が100万円⇒120万円に引き上げられ、また、ジュニアNISAも創設され、株価対策を推し進めています。
(NISAについては詳しくは以下の関連記事をご覧ください。)
このNISAですが、利益がでる場合はいいのですが、損失がでた場合はメリットが何もありません。
他の特定口座ででた譲渡益との損益通算ができませんし、翌年以後に譲渡損を繰越控除することもできません。
NISA口座を開設はしたものの、実際に使われていない方が多いと聞きます。
損失がでた場合のデメリットを解消しないとNISA口座の使い勝手はよくありません。
特に今年に入ってからの株価乱高下で、この問題に気が付く方も多いと思われます。
株価対策を推し進めるのなら、このデメリットを改善すべきではないでしょうか。