決算(節税)対策は事前の準備が必要!

 

決算対策、節税対策決算日の後に慌てても遅い場合があります。決算日よりも前の早い段階で概算の税額を把握し、対策を立てる必要があります。

主な決算(節税)対策

■不良在庫の処分
※不良在庫を残したままでは資金繰りが悪化し、また、無駄な税金を負担することにつながります。

■決算賞与、未払給与の計上
※従業員に対する決算賞与で一定の要件を満たすものは、当期の損金算入(税務上の費用と認められる)が可能です。なお、役員に対する決算賞与は損金算入はできません。
(一定の要件)
・各従業員の賞与の額が決定され、すべての従業員に支給額が通知されている。
・決算日翌日から1カ月以内に、すべての従業員に通知した金額を支給。
・当期に、未払金(費用)処理している。

■少額減価償却資産、一括償却資産の購入

■損金算入(税務上、経費と認められるもの)される保険の契約

■短期前払費用の計上

<注意点>
期末にまとめて購入した備品や消耗品等で未使用のものは金額的に僅少でない限り、貯蔵品として資産計上しなければいけないため、全てを費用にすることはできません。
(例)切手、回数券、パンフレット、チラシ等

決算対策、節税対策でお困りの方は、当事務所までご相談ください。