適切にマネジメントすることが会社存続の要件!
先日、株式会社タナベ経営 特別顧問の加藤克己氏の講演を聞いてきました。
タナベ経営は、中小企業から上場企業まで幅広く経営コンサルを行う会社です。
同社は先々月、ジャスダックから東証2部に昇格しました。
同社で30年間、経営コンサルタントとして500社を超える企業を見てきた加藤氏の講演で以下のことが印象に残りました。
マネジメントしないと増えるものと減るものがあり、業績が上がらないようにできているということです。
増えるもの | 減るもの |
---|---|
経費 | 業務効率 |
人件費 | スピード |
売掛金 | 営業活動 |
在庫 | 情報 |
返品 | 受注・売上げ |
値引き | 粗利益 |
クレーム | モラル |
借入金 | 仕入先 |
不平 | 得意先 |
不満 | 優秀社員 |
これを見て、頷けることが多いと思いました。
例えば、経費、人件費や在庫というのはコントロールしないと増えていきがちです。
加藤氏は、ルールを設けてチェックを行うべきだとおっしゃられていました。
私が過去に属していた組織でも以下のようなことがありました。
➀使う必要がない交際費枠を既得権益として守ろうとする上司がいました。
➁余剰人員がいる部署で人を減らそうとしない課長がいました。
このようにサラリーマンは自分の利益や自分の組織を守ろうとします。
加藤氏は、適切にマネジメントしないことが潰れる会社の傾向だとしています。
人、組織をマネジメントしていく重要性を改めて認識しました。