アメリカの株価は堅調でも経済は?

 

ニューヨークアメリカの株価ダウ工業株30種平均株価がついに19,000ドル台に突入し過去最高値を更新しました。

終値ベースで過去10年を見ると
2006年 12,463ドル
2007年 13,264ドル
2008年  8,776ドル
2009年 10,428ドル
2010年 11,577ドル
2011年 12,217ドル
2012年 13,104ドル
2013年 16,576ドル
2014年 17,823ドル
2015年 17,425ドル

リーマンショック前の2007年でも13,264ドルだったものが、今や19,000ドル台です。
リーマンショック後は緩和マネーの影響もあり、着実に上昇してきました。
株をやっていれば確実に儲かったことになります。

アメリカ国民を二分したと言われる先日の大統領選挙でトランプ現象が起きたのは、格差拡大で中間所得層が減り低所得層や貧困層が増え続けていることが背景にあります。

トランプ次期大統領の経済政策への期待感で上昇しているようですが、アメリカ国民を二分した格差の問題は深刻です。
株価は上昇しているものの、決して強く安定した経済ではないように思います。