税理士は多種多様な中から選ぶ方が良い!
私はたまに「税理士らしくない」と言われることがあります。
何故かと考えると税理士は「60代以上」をイメージされる方が多いのではないでしょうか。
みなさんがイメージされているのは当たっているとも言えます。
統計にもよりますが、
税理士の平均年齢は
「65歳」や「68歳」
とされています。
また、60代から80代の税理士で全体の50%を超えています。
40代の私は、この業界で言うと若手と言えるかもしれません。
因みに20代~40代の税理士は、全体の28%です。
税理士の平均年齢が高いのは、税務署退官後に税理士として独立される方が多いのが一つの要因です。
税理士も多種多様
・税務署OB税理士
・一定規模事務所の所長税理士
・女性税理士
・企業内税理士
・国際派税理士
・勤務税理士
みなさんのイメージされている税理士像は、「税務署OB税理士」や「一定規模事務所の所長税理士」が多いと思います。
少数派ですが、それ以外の税理士もいるのです。
そして経歴で多いのは、税務署で20年以上経験してきた方や、税理士事務所で下積みされた方がほとんどです。
私のような一般企業の経理を経験している方は、ほとんどお見かけしません。
そして活躍の場も様々です。
・企業の税務顧問
・個人を中心とした相続コンサル
・執筆やセミナーを中心に活動
・国際税務中心
企業の税務顧問といっても、これもまた様々です。
・一定規模の組織で動く事務所
・医療機関など専門特化した事務所
・小規模で町医者のような身近な存在を目指す事務所
当事務所は、お客様に寄り添いたいという思いから、町医者のような身近な存在を目指しています。
それぞれメリット・デメリットがあります。
一定規模の組織で動く事務所
<メリット>
大きな組織になればマンパワーに余裕があるので、急な場合でも対応いただけます。
<デメリット>
一般的に所長は実務を行わなず、担当職員任せなところが多いです。
また、担当職員も頻繁に変わる場合があります。
医療機関など専門特化した事務所
<メリット>
専門特化しているので、その業界のことは税務以外にも知っていることが多い。
<デメリット>
専門分野以外は、ほとんど知らない。
小規模で町医者のような身近な存在を目指す事務所
<メリット>
税理士が直接関与している場合が多く、税理士との距離が近い。
経営者でもある税理士に直接相談ができ、会計・税務以外の経営面からのアドバイスをもらえることも多い。
<デメリット>
マンパワーに余裕がないため、数多くの担当先をもてない。
税理士は多種多様なので、それぞれのメリット・デメリットを考えて選ぶのが良いと思います。