アベノミクスの効果がはっきりと表れている業界も
ネスレ日本社長の高岡浩三氏は「指標を見ると景気は回復しているように見えるが、消費マインドは全般的に厳しい」(12月28日付日本経済新聞)と述べられています。
多くの経営者の実感は同じではないでしょうか。
安倍政権になって3年が経過しました。
高岡浩三氏は「民主党政権時代と比べると経済状態が良くなったのは間違いない。アベノミクスによる第1の矢(大胆な金融政策)、第2の矢(機動的な財政政策)が一定の成果を収めたからだ」と述べられています。
ご存知の通り、株価も3年前と比べ、大きく上昇しました。
上の記事のように、なかなか景気回復が実感できない状態ですが、全体としては良くなっているように思います。
先日、製造業向けにサービスを提供する会社の経営者の方とお話してしていると、「リーマンショック後に売上げが激減したが、安倍政権になってからは受注が徐々に回復し、今は忙しい。安倍政権になって、自動車産業が多い名古屋市の製造業から受注が増え、それが東京、大阪に広がっていった。」とおっしゃられていました。
消費者向けの会社はまだまだ厳しい状態だと思いますが、自動車産業を中心にアベノミクスの効果がはっきりと表れている業界もあるようです。