売上減少の損益への影響は想像以上に大きいもの!
先日、あるスクールの話しを聞きました。
日中の時間帯が予約で一杯になり、その時間を希望する人は全てお断りしたことにより売上げが減少してしまったとのこと。
売上げが減少すると損益に与える影響は大きくなります。
例えば売上げが10%下落すると利益はそれ以上に落ち込みます。
なぜならば固定費が変わらないため、利益の額の落ち込みは大きくなってしまうのです。
固定費の割合にもよりますが、売上げが10%下落すると利益は半分になってしまうこともあるのです。
だから売上げを簡単に落としてはいけません。
このスクールの場合、年齢構成は幅広い特徴がありました。
例えば、時間に余裕のある学生には値引き対応をして空いている朝や夜に時間の変更をしてもらうことが出来たかもしれません。値引きをしたとしても利益が半分まで落ちることはありません。
利益の大幅な減少に繋がらないようにするため、簡単に売上げを手放さない対策をしっかりと考えるべきだと思います。