税理士(会計事務所)のレベルには違いがあります!

 

先日税理士の質の問題、他の事務所から変更していただいたお客様に前事務所のお話しを伺うと、ひどいと思う内容でした。

前年の決算書の貸借対照表の預金の残高が合っていない上に、借入があるにも関わらず借入金の残高がゼロとなっていました。

経営者は資金繰りが厳しくなったので、追加の融資を受けようと金融機関に相談したところ、借入金の残高が載っていないことから不信感を持たれ、融資は下りなかったそうです。

結果、支払いのための時間がなかったため、インターネットで申し込みが完了する金利が高い借入を他行で行いました。
その借入の支払利息が多額で、今でも業績の足を引っ張っています。

この前事務所は顧問料が安かったのですが、結局、安かろう悪かろうのレベルの質だったのです。

数カ月前にお問合せいただいた別のお客様も前会計事務所の不満を挙げておられました。

個人事業から法人成りしたときに資産の漏れがあったため、損をしたという内容でした。
こちらは税理士ではなく、職員の方のミスです。しかし、この事務所の一番できる職員ということだったので、事務所全体の質は高くないと思われます。

現在、契約している税理士(会計事務所)に少しでも違和感を感じたら、変えてみるのも選択肢の一つです。

続けることによって、上の2つの例のように損をすることもありますし、このような事務所では経営者の方が一番知りたい業績の把握も難しいと思います。