正しい道で仕事をする!

 

昨日、山形市でご活躍されている税理士の講演を聞いてきました。

この先生は「仕事は生活」と職員の方に指導されているとのこと。

この「仕事は生活」とは、会計監査だけではなく、お客様である経営者や社員の方がきちんと生活できているかを見てくるようにという意味です。

この先生はある高齢の経営者の方に保険を勧めなかったことを後悔されていました。

保険が必要と思いながらも保険料が高額になることから、勧めきれなかったとのこと。

結果として、この経営者の方はガンになりご家族の方には他の保険で保険金が下りることになったのですが、経営者とそのご家族を守りきれなかったと悔やまれていました。

私は経営者の方と喜びも苦しみも分かち合いたいと思っていますが、この先生のようにご家族のことまで考えることが出来ていませんでした。

訪問して奥様やお子様の顔を見ることができれば考えることはありますが、お会いできていないご家族のことまで、きちんと想像して仕事をするべきだと思い知らされました。

昨日は、この先生のように仕事をするのが税理士として正しい道だと実感した1日です。