勘定科目の判断で大切なこと!

 

勘定科目の判断に迷う場合自分で入力される方からよく聞くのは、勘定科目の判断で迷うということです。

勘定科目については、大きく間違っていなければ大丈夫です。税法等の法律で決まりがあるわけではありません。

例えば、ガソリン代を例に挙げると「車両費」、「燃料費」、「消耗品費」など様々です。
会計事務所によっても違いますし、同じ会計事務所でも担当者によって変わることもあります。

また、会計ソフトによっても科目が変わることがあります。
例えば、同じような内容でも「賃借料」であったり「リース料」であったり、違いがあります。

大切なのは、以下の2つです。

1、自社の経営分析や外部関係者に分かりやすく表示する。

例えば、ガソリン代を1年目は「車両費」、2年目は「燃料費」、3年目は「消耗品費」にすると期間比較ができません。
期間比較をすることは経営分析でとても大事なことです。

今年度は昨年度と比べ、何が増えていて、どういうことが起こっているかを比較することによって経営の状況が見えてきます。

そのためには毎年、継続的に同じルールで勘定科目を使用することが必要です。

2、税金計算のために区分する。

例えば、役員報酬(給与)や租税公課は消費税の計算上、区分が必要です。

この2つの目的さえ守られていれば勘定科目が多少間違っていたとしても全く問題ありません。

勘定科目のご判断で迷うと時間が取られてしまいます。

また、会計ソフトの選択も重要です。会計ソフトによって入力の手間は大きく変わります。当事務所は、複数の会計ソフトに対応しております。

勘定科目の判断で迷う場合や会計入力の手間を減らしたいとお悩みの方は、当事務所までお気軽にご相談ください。