ゴーン流改革による三菱自動車の再建!

 

日産三菱自動車の再建自動車のカルロス・ゴーン氏は13日の会見で三菱自動車の再建について「1999年に来日時の日産は2度の再建計画が成功せず困っている会社だった。
日産は不祥事を起こしたわけではなく、企業の規模や時代も違うが、これからやることの方が難しいとは思わない。むしろ三菱自動車の変革の支援に携われることにワクワクしている」と述べられています。

ゴーン氏は、かつて「答えは社内にある」と述べられています。

ゴーン氏が来てからの日産自動車はV字回復を果たし、健全な会社に変身しました。

ゴーン氏の社内改革で有名なのがクロス・ファンクショナル・チーム(CFT)です。
縦割り組織の意識が強かった日産に部門横断組織のCFTを設け、そこに選りすぐりの人材を投入しました。
つまり、縦割り組織に横串を入れて組織を活性化したのです。

このチームで議論をつくして出た結論を社内全員で共有し、再生に向けて一丸となって実現していった結果が劇的なV字回復です。
自ら課題を設定し、自ら答えを見つけていったのです。

パレートの法則というものがあります。

様々な見方、考え方がありますが、その一つに
「売上げの8割は全従業員の2割で稼ぎ出している」と言われています。
ゴーン氏は優秀な2割の人にリーダーシップをとってもらい、会社を良くしました。

ゴーン氏はミシュラン、ルノーや日産で大きな改革をし、成功に導いてきました。
三菱自動車でもゴーン流の改革をし、同社の再建に繋がると思います。