社会保障費の抑制を先送りしてはいけない!

 

厚生労働省薬価改定の見送りは消費税増税が延期されたことに伴い、薬価引き下げの改定を見送る方針のようです。

社会保障費は毎年1兆円ずつ増えています。
社会保障費の抑制を先送りすることはしなくてもよいのではないでしょうか。

社会保障費が増えているから消費税の増税が必要になってきます。
社会保障の給付を抑えない限り、消費税は10%ではなく更なる引き上げが必要になります。

社会保障の抜本的改革を行わない限り、増税だけが進むことになります。
安易に消費税を上げるのではなく、改革をすべきです。

しかし、社会保障の改革についてはあまり議論されているように思えません。
薬価引き下げ改定の見送りで、製薬会社の利益が減少することは避けられます。

特定の業界や企業の利益も大事かもしれませんが、国民全体の方がもっと大事なはずです。

安心して暮らせる社会にならないと、お金を使うことに不安を感じ、景気はよくならないのではないでしょうか。