100円ショップの資金繰りから学べること!
100円ショップと言えば、大量販売して利益を出す仕組みです。
大量販売するためには、在庫を多く抱える必要が生じます。
在庫を多く抱えると資金繰りは悪化します。
通常、在庫は極力抑えるのが王道です。
しかし、100円という単価の低い商品を販売する100円ショップでは在庫を多く持たなければ成り立たないビジネスモデルです。
在庫を持つための資金繰りをどうしているかというと、以下の通りです。
売上げ:現金のみで日銭を確保する。
仕入れ:半年後決済などの長期の掛や手形の仕入れとする。
この仕入れの長期決済が、大量に在庫を抱える100円ショップの資金繰りを支えているのです。
大手100円ショップは数千店舗ある会社もあります。
この販売力が仕入先との交渉力で有利になり、長期決済を可能にしています。
売上げを早く回収し、仕入れを出来るだけ遅く支払うのは資金繰りの基本です。
この資金繰りの基本が出来ているからこそ100円ショップは強いと言えるかもしれません。