依頼されたご本人が損をすることも!

 

ニセ税理士にはご注意を普段業務を依頼している社会保険労務士や行政書士の方に、合わせて確定申告書を作成してもらうということをよく耳にします。

また、申告書作成業務の経験がある方が周りにいらっしゃるので、その方にお願いするということもよくあるようです。

私は、以前、ニセ税理士が作成した申告書を見たことがあります。
税率および税額とも間違っていました。
この責任を負うのは誰でしょうか?
責任を負わなければいけないのは、依頼されたご本人になります。

税額が違っているということは、税額が少なければペナルティを含め後で多額の税金を納めなければいけないリスクがありますし、税額が多ければ依頼されたご本人が損をしていることになります。

ニセ税理士は、「顧問報酬を少しでも安くしたい」とか「税金を少しでも安くしたい」という心理に漬け込んで申告業務を請け負っています。悪質なパターンだと節税を通り越して、脱税行為にもなっているようです。

毎年、ニセ税理士の逮捕者が出ています。
今月も50代の2人が逮捕されました。

上のようなリスクを負ってまでやるべきことではないと思います。