社長の接し方で会社の雰囲気が変わります!

 

少し前にある会社を訪問しました。
この会社は社長が50代で従業員20名弱の会社です。
私が訪問したとき、社長が女性従業員2人にあることに対して「何で言わないんだ」と怒っていました。
定時に女性従業員が帰ったあと「あいつらには困ったもんだ」と愚痴をこぼしていました。

私は、この会社の雰囲気が悪いと感じました。
私が女性従業員と話しをすると、業務は正確にこなしていることがよく分かりました。
決して女性従業員のレベルが低いということはなく、コミュニケーションの問題だと思いました。

つい先日、従業員10名の会社の40代後半の社長とお話ししました。従業員の気持ちを考える
私からの質問「従業員はまとまっていますでしょうか」の問いに、「我が社は、よくまとまっています」とはっきりとお答いただきました。
ここまではっきりとお答えできる会社は少ないと思います。
社長にお話しを伺うと、なるほどと納得できました。

以前は、従業員に怒ってばかりいたそうです。
会社の雰囲気が悪く、このままではいけないと従業員の気持ちを考え、伝え方を変えていったそうです。
「どうやったら気持ちよく仕事をしてもらえるか」、「どうやったら自発的に動いてくれるか」などを考えられ、伝えっていったようです。
そして、この社長は家庭でも実践されたそうです。
奥様にも命令口調だったのを改め「〇〇してくれる」や「ありがとう」というのを気恥ずかしくても伝えるようにしたとのこと。

今では、職場、家庭とも雰囲気がよくなったそうです。
この社長は「威張っていて何も良いことはない」とおっしゃられていました。

社長が従業員の気持ちを考えながら伝えていくと、会社は大きく変わっていくものだということがよく分かりました。