中小企業経営者への情報提供は大事!

 

地域金融機関に求められるもの日の日本経済新聞に地銀の生き残りの条件という記事が載っていました。

山口銀行やもみじ銀行を中心とする山口フィナンシャルグループ社長の吉村氏は「顧客から「金利よりも情報提供の方が大事だ」と言ってもらえるくらい情報提供を徹底しろと指示している」と述べられています。
また、東京銀行出身の多胡氏は「取引先の売上げを増やす仕事を持ってこないといけない」と述べられています。

先日、60代の経営者の方に浜松市以外で開催されるビジネスマッチングの案内をいくつか持っていったところ、とても喜んでいただけました。

私は常にお客様に役立つ情報があるかアンテナを張っていて、浜松市以外のビジネスマッチングの案内を見つけ、このお客様には必要だと感じたのでいくつか集めて持っていきました。
この経営者の方は「こういうの(ビジネスマッチングの案内)は金融機関が持ってこないといけない」「担当者がコロコロ変わるし、来てもろくに話しもしないで帰っていく」と金融機関への不満を口にしていました。

中小零細企業の経営者は、吉村氏や多胡氏がおっしゃられている売上増加に繋がることや情報提供を望んでいます。
お客様と話していて、金融機関は情報をたくさん持っていると経営者は思っています。

融資だけではなく経営者が望んでいる情報提供をし、企業の売上げ増加に繋げて、地域活性化していくことが地域金融機関に求められているのではないかと思います。