木の家なら地元材で自然乾燥したものを使用し、
手刻みができる大工さんに依頼が1番!

 

木の家当事務所に来ていただいたお客様から、どこの工務店で建てたかをよく聞かれます。

浜松市西区舘山寺町にある「番匠」さんで設計・施工してもらい、今年の2月に引き渡しを受け、現在、自宅兼事務所としています。

「番匠」さんは江戸末期から続く歴史のある工務店で、日本古来の家づくりを継承しながら、和モダンと言われるようなデザインを浜松市で最初に取り入れたことでも有名です。

最近は似たような家を造る工務店が増えました。

私は家を建てるにあたり、複数の工務店の完成見学会に足を運びました。最初は違いが分かりませんでしたが、数を見ていくうちに、それぞれの会社の特徴が見えてきした。

現在、ほとんどの工務店は、高温乾燥の木材でプレカット処理したものを使用しています。

番匠さんは、主に天竜杉で葉枯らし乾燥という自然乾燥させる手法の木材を使用し、また、大工さんによる手刻み加工をしています。

木材は乾燥により、どうしても反り等がでてしまいます。多くの見学会に参加して、他の工務店さんの家では木材の継ぎ目が目立つところもありました。きちんとした大工さんだとその反りも予測して木材を加工してくれます。

そして自然乾燥の木は、色艶がとてもきれいです。

私はこだわる性格のため、設計を何度も変更してもらいました。

他の工務店さんでは、契約した後の変更は一切できないということを聞きます。この柔軟な対応も「番匠」さんの良さだと思います。

我が家は土壁や漆喰塗りにしてもらいましたが、その施工ができる職人さんは浜松市にはほとんど残っていないそうです。

住み始めて10カ月になりますが、アパート住まいと比べ大きく変わった点は睡眠の質が良くなったことです。

「番匠」さんの設計の良さ、大工さんの腕、担当の方のきめ細やかな対応があったからこそ、とても満足のいく家になりました。

「番匠」さんで建てて本当に良かったです。