自分で帳簿をつけ確定申告する場合の仕訳計上方法
事業用の預金に係る利子については「利子所得」となります。
仕訳は以下のようにしてください。
普通預金×××/事業主借×××
貸方(右側)の科目を「事業主借」ではなく「雑収入」や「受取利息」とする方が多いようです。
会計事務所の職員でも間違いが多いと聞きます。
利息からは国税15.315%と地方税5%の合計20.315%の税金が差し引かれています。
会社(法人)の場合は、この税金分を「法人税、住民税及び事業税」の科目で計上する必要がありますが、
個人事業の場合の計上金額は、口座に入金された実際の受取額だけを上の仕訳で記帳します。
「利子所得」に該当しますが、確定申告で特に何もする必要はありません。
金融機関が20.315%の税金を差し引いて課税関係は終了します。
ご不明な点がございましたら、当事務所までお問合せいただければと思います。