創業者の引き際はいかに難しいか!
昨日、セブン&アイ・ホールディングスの鈴木敏文会長が突然の辞任を表明しました。
一代で今のセブンイレブンを築き上げた偉大な経営者です。
鈴木氏は、セブンイレブンやセブン銀行の創業など、周りが反対することでも正しいと思うことは強力なリーダーシップで成功に導いてきました。
今回の辞任は、後継者を育成し経営のバトンタッチをすることと創業者の引き際がいかに難しいものかというを教えられます。
巨大流通企業グループなので、鈴木会長が退任してもすぐに影響することは少ないと思いますが、セブンイレブンのお弁当を試食し、作り方まで指導してきた同氏が去ることは今後の成長は変わっていくものと思います。
鈴木氏の著書を何冊も読んでいますが、なるほどと思えることはたくさんあります。
鈴木氏の社会を見る力で時代の変化にも対応してきたからこそ、今のセブンイレブンがあると思います。
鈴木氏は83歳であり、経営のバトンタッチは必要です。
しかし、偉大な経営者が今回のように無念なまま、会社を去っていくのはとても残念なことです。
流通の神様とも言われた鈴木氏が去ることは、ひとつの時代が終わったように思います。