三菱自動車に対する日産の出資で魅力的な車を!

 

日産三菱自動車に対する日産の出資自動車が三菱自動車に出資し、筆頭株主になることで調整していると報道されました。

三菱自動車は、2000年にリコール隠し問題が発覚し経営危機に陥りましたが、2015年3月期期には過去最高益を計上し、財務面では回復しています。

自動車産業は裾野が広く経済波及効果が髙い業界です。

今回の不正発覚により、三菱自動車の取引先の一部は操業停止に追い込まれています。
三菱自動車の軽自動車主力工場の水島製作所がある岡山県の知事は昨日、同社取引先の中小企業支援を関係省庁に要請しています。

財務面の余力があるうちに経営再建に向けた方向に動くことは望ましいと思います。

三菱自動車が再び経営危機に陥る前に手を打つことは、同社に部品供給している中小企業を救うことにも繋がります。

この大型再編により、日産自動車・ルノー・三菱自動車連合の販売台数はトヨタ自動車やフォルクスワーゲンに迫る規模になるそうです。
これにより、魅力的な車が出てくれば経営危機から逆に発展の道になるかもしれません。

この大型再編が実現すればと願います。