トップの強い意志による残業削減!

 

東京都の東京都の残業削減小池百合子知事は14日、10月中旬から午後8時以降の残業を原則禁止すると発表しました。

午後8時には全庁を一斉に消灯。また、残業時間の減った割合が高い部署を公開する「残業削減マラソン」も導入とのこと。

私自身、サラリーマン時代には、深夜12時に帰宅し1時に寝て朝7時に起きて出社するという生活が続いたことがあります。
今でもその当時のことを思い出すと、とても辛い生活だったの一言に尽きます。

日本の組織の残業問題は根が深いことから、トップがリーダーシップを発揮しないと掛け声倒れになるのがほとんどではないでしょうか。

小池百合子知事は「一種のショック療法。仕事の効率化に取り組み、早く帰ることを競い合う風土に変えていってほしい」と説明されています。

トップのこうした明確な指示は、とても大切なことだと思います。

社風や風土といったものはそんなに簡単に変わるものではありません。
トップが強い意志を持って指示するからこそ、中間管理職の意識も変わり、組織全体が変わっていくのではないでしょうか。
小池百合子知事のこの取り組みが成功し、組織の風土が変わっていくことを期待します。