アメリカの株価2万ドル

アメリカの株価は調整局面に入るか?

 

アメリカアメリカ株価2万ドルのニューヨークアメリカの株価ダウ工業株30種平均株価がついに20,000ドル台に突入し過去最高値を更新しました。

19,000ドルを超えたのはわずか2カ月前です。
1999年に1万ドルを超え、リーマンショック前の2007年で13,264ドル、リーマンショックで落ち込んだもののその後は上昇を続けてきました。
3年前の2014年1月最初は16,469ドルです。
短期間で大きく上昇しています。

トランプ大統領の経済政策に対する期待の大きさからアメリカの株式が買われていますが、あまりに急ピッチな上昇には不安を感じます。

個々の企業で見た場合、利益を大きく増やしているところもあるかもしれませんが、アメリカの国内総生産の実質年率で見ると、2014年度2.4%、2015年度2.6%と決して高くはありません。

2016年はイギリスのEU離脱に関する国民投票、アメリカのトランプ大統領当選など、想定外のことが次々に起こりました。
2017年以降も想定外のことが起こる可能性は十分にあり、そうしたときに株価が一気に調整するかもしれないと不安に思います。