石油産業はいずれ減少していく!

EV(電気自動車)が急速に普及!

イギリス政府は先々週、ガソリン車とディーゼル車の国内販売を2040年までに禁止すると発表しました。

フランス政府も同様に2040年までにガソリン車の販売禁止を目指すと打ち出しています。

中国政府は大気汚染への対応などからEVなどの普及に力を入れています。

自動車メーカーも動き始めています。

スウェーデンのボルボは、2019年以降、すべての車種をEVやハイブリッドにするとしていますし、ドイツのBMWも全モデルにEVやハイブリッドを用意すると発表しています。

先週、トヨタ自動車とマツダが資本提携し、EVの共同開発をしていくと発表しました。

各国政府、自動車メーカーの動きから自動車は、急速にEV化が進んでいきそうです。

100年以上続いた内燃機関の時代は幕を下ろし、石油産業は終わっていくのでしょうか。

石油に依存した社会は大きく変わっていく!

株式を見ると、石油会社の評価が分かります。

10年前の2007年の時価総額ランキングは、
1位:中国のペトロチャイナ
2位:アメリカのエクソンモービル
と上位2位までを石油会社が占めていました。

現在の時価総額ランキングを見ると
アメリカのエクソンモービルは10位まで後退し、中国のペトロチャイナは50位以内にもランクインしていません。

石油会社への評価は大きく後退したのです。

まだ途上国の成長により石油の需要は増加していますが、この石油の需要もいずれピークがくる言われ始めています。

そのピークがくるのは2020年代という意見、2030年代という意見など様々です。

既に先進国の石油需要は自動車の燃費が改善したことにより2005年をピークに減少に転じています。

石油は、自動車の燃料だけではなくプラスチックの原料などにも使われているなど様々な産業に関係しています。

需要はピークを迎えるかもしれませんが、主要な資源の地位はまだ続くものと思われます。

ただし、巨大石油企業がメジャーと言われた時代は終わり、石油に依存した社会が大きく変わろうとしていることには間違いないでしょう。