新幹線定期代の貸与は若者引き留め策の一歩!
静岡市は、静岡市内に住みながら県外に新幹線通学する大学生らに定期代の一部を無利子で貸与する制度を2016年度から開始すると発表しました。
卒業後も静岡市内に住み、貸与した期間の2倍の期間、市民税を納めれば返還が全額免除されるそうです。
この制度設立の背景は、人口減少の原因になっている若年層の流出を食い止めるためとのこと。
静岡市だけではなく、浜松市を含め静岡県全体で人口は減少し続けています。
人口減少の要因として若者が県外の大学に進学し、そのまま戻ってこないということが指摘されています。
その理由の一つに、地元に魅力的な働き場所がないということ。
個々の民間の会社で雇用対策を行うことはなかなか難しいので、各種経済団体が中心となって施策を進めていくべきではないでしょうか。
若者が地元に残り、地元で活躍してもらうためには、官民で協力しての街づくりが重要です。
今回の静岡市の制度は、若者を引き留めるための大きな一歩だと思います。
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