守れるべきは社員!

 

東芝は変われるか東芝は4日、名誉顧問職を新設し、西室氏と岡村氏が就くと発表しました。

西室氏は、昨年12月17日の記者会見で「最近、東芝の話をすると老害だと言われます。相談役というのはマネジメントからの話を聞くというものですが、相談がないので。私のほかに相談役の方もいますし、特別顧問もいますが、会社には全部一回ご破算にしたらどうかと内々に話しています」と述べられています。

その西室氏は東芝社内で「スーパートップ」「天皇」と呼ばれているそうです。

白物家電については、シャープとの統合が検討されていることが報道されています。また、4日の記者会見では「海外メーカーへの売却も選択肢」として家電子会社株式の過半数を手放す考えを明らかにしています。

東芝は不採算部門のリストラを粛々と進めています。
(東芝についての過去の記事は以下の関連記事をご覧ください。)

新設の名誉顧問職は経営にタッチしないとされていますが、東芝に残ることがよいのでしょうか。

東芝は有力OBに物言えない社風と言われています。

今回の名誉顧問職新設で東芝は本当に変われるのだろうかと疑問に思ってしまいます。

守るべきは社員ではないでしょうか。

東芝の株価は36年ぶりの安値を付けています。

東芝は140年の歴史ある名門企業で日本を代表する会社の一つです。
名門企業の復活を心から望みます。