アメリカの自動車市場は日本のメーカーにとってドル箱!
先日、アメリカのトランプ大統領がトヨタ自動車のメキシコ工場建設を名指しで批判しました。
アメリカの自動車販売は絶好調です。
<リーマンショック前>
2006年:1,650万台
2007年:1,608万台
<リーマンショック直後>
2009年:1,040万台
まで落ち込みました。
<直近>
2015年:1,739万台
2016年:1,746万台
直近の実績はリーマンショック前の販売を上回り、過去最高の販売台数を更新しています。
アメリカの自動車販売は伸びていますが、アメリカの自動車メーカーのアメリカ国内でのシェアは長い期間で見れば低下し続けています。
アメリカの自動車メーカーのアメリカ国内でのシェアは2000年には65%以上ありましたが、2015年には45%と20%も下落しています。
一方、日本の自動車メーカーのシェアは増加しています。
そしてトヨタ自動車やホンダ、富士重工業など日本の自動車メーカーにとってアメリカ市場はドル箱になっています。
日本の自動車メーカーは現地生産を進めており、現地生産車比率が今や3割とも4割とも言われています。
このため日本の自動車メーカーはアメリカ国内での雇用を増やしおり、トランプ大統領の批判は的外れという意見もあります。
トランプ大統領は、アメリカの自動車メーカーが落ち込み、日本の自動車メーカーが儲かっているのが気になるのかもしれません。