タンス預金が増加すると経済が活性化されません!

 

マイタンス預金増加による経済の影響ナス金利政策とマイナンバーの影響で、タンス預金が増加し、現金流通量も大幅に伸びているようです。

本日付の日本経済新聞によると、都内の家電量販店の販売員の声として「マイナス金利政策が決まってから金庫が売れ始めた」と紹介しています。また、ホームセンターの島忠では金庫の売れ行きが前年の2倍になっているそうです。

第一生命経済研究所の熊野氏は、世の中に出回る現金の増加を「マイナンバーの影響も見逃せない」としています。
マイナンバー導入により、国に資産が把握されるのを恐れてのことではないでしょうか。

タンス預金が増加し、家庭に現金を貯めこんでしまっては経済が活性化されません。

セブン&アイHD会長の鈴木敏文氏は「マイナス金利政策の導入~(略)~消費者は企業や家計にどのような影響が出るのか見定めようとしている」
また、個人消費がさえない理由として「消費者は財布のひもが固いのではない。消費に対する積極性がないだけだ。」とおっしゃられています。

タンス預金の増加で消費者心理が冷えこみ、経済の悪化に繋がらないか心配です。
(タンス預金の過去の記事は以下をご覧ください)