消費税増税の延期はしっかりとした準備期間を!

 

消費税増税の延期期間本日付の日本経済新聞によると安倍首相が延期を固めた消費税増税について延期期間が焦点になってきているようです。

延期時期については以下の選択肢が考えられるとのこと。
・2018年4月
・2019年4月
・2020年4月
・延期期間を明示しない。

前回の延期は2015年10月予定だったものを2017年4月と1年半先送りしました。

延期期間の判断には、景気、自民党総裁任期、選挙、国際公約などが複雑に絡み合うことになります。
このため判断が難しいことは容易に想像がつきます。

しかし、2度の延期で次の再延期はないと思います。やるやらないと延期を繰り返していては国内外からの批判が高まるでしょう。

軽減税率制度やインボイス制度は、事業者に相当の事務負担が発生します。

事務負担を少なくし、制度自体をシンプルなものにすべきです。
混乱が生じては、決して景気が良くなるとは思えません。

大局的な判断は重要ですが、しっかりとした準備期間を考慮し、延期期間を決めることも必要です。
(消費税増税は2年半延期されました)